不動産完売研究所 
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販売長期化で、やむなく単価を漸減させた事例

Kレジデンス(D社×O不動産)


パビリオン

JR総武線「平井」駅徒歩11分、日立グループの工場跡地の707戸。準工業地域だが亀戸中央公園に近接。平均面積70u台半ばの面開発物件。2007年9月にマンションギャラリーをオープンし、第1期100戸を坪225万円で発売した。2007年末で問合せ1300件、来場は800組に達したが、販売は思わしくなく、50%程度に留まった。2008年には坪206万円程度に価格改訂。2008年末には坪175万円の目玉住戸も登場し、一応完売に漕ぎ着けた。
販売経過を追っていくと価格改訂は5回に及び225万円→175万円(▲22%)と下がった。

総評

市場と乖離した値付けと、「総武線沿線最大級」の広告コンセプトが響かなかった。途中でコンセプトを「介護施設や保育施設、学童クラブのある江東区との総合開発」に切換え、D社での販売ベストチームを投入して売抜けた。

 

G盧花公園(SH社)


パビリオン

約50年前の公団住宅建替え事業。当初74戸の低層住宅をヴィラ8棟164戸、テラス(高層)1棟299戸のPJとなった。全体をセキュリティでカバーした「ゲートハウス」コンセプト。2008年9月パビリオンを公開し、2ヶ月で来場は約360件あったが全体坪単価が330万円であったため苦戦が続いた。
2010年末には同社の10周年記念価格として71.84u7550万円→5330万円(坪245万円)、91.82u8690万円→7270万円(坪261万円)と改訂し、同年末でようやく50%強まで販売が進み折り返した。

総評

盧花公園は京王線沿線にしか響かず、広域集客ができなかった。
また、価格改訂した単価でようやく近隣の予算に合致したようだ。
公団建替え事業では「戻り入居」が10〜20%あるが、当プロジェクトでは価格要因で殆どなかった。

※このコメントは当社独自の調査によるもので多少主観が入っており、100%正確を保証するものではありません。